EAST WOOD

家具をつくる、わたしたちの毎日。

ゆるやかに流れる花月川の横に、私達の工場はあります。

 「工場」と聞くと、大型機械が並び、材料がラインに流れていくにつれて商品が自動で出来上がっていく様を思い浮かべるかもしれません。しかし家具工場は違います。そのほとんどの作業は、職人たちによる手作業。大小様々な機械を使用しますが、決め手となるのはやはり人の手。微妙な加減で商品の仕上がりが決まります。
 私達が作る家具は材種も様々。節があったり、反ったり割れたりとそれぞれに個性があります。その個性を見極め、適材適所に使用していくのが職人の腕。イトウで働くのは、親、子、孫に当たる程幅広い世代の人々、約100人。木材と同じでそれぞれ個性も強く、衝突することもしばしば。しかし、それも全ては良い家具を作りたいと言う情熱から来るもの。個性の強い木材が、最終的に1台の家具にスッキリと納まるように、同じ目的をもった者同士、一丸となって一つの家具を作り上げています。
 家具作りの担い手が減り、技術の継承が難しくなっている現在ですが、イトウでは今日も、経験豊富な職人の技術が若い人材へと引き継がれています。

木工

私たちは山々に囲まれた日田の地にて、長年に渡り「木の家具」を作り続けてきました。特に無垢の木材加工を得意とし、木取り・手加工・NC加工・曲げ木など、様々な技術と工程を駆使して日々木と向き合っています。近年においては、NC加工機と手作業を織り交ぜた「削り出し加工」の追求や、1.5mもの長さがある無垢の木を曲げる「長尺曲木加工」の技術開発にも取り組んでいます。

張り

私たちは応接セット作りにて培われた、「張り技術」にも長年の実績と研鑽を重ねています。小さなクッションから張りぐるみのソファまで様々な商品を数十年に渡り作り続け、大型NC裁断機をはじめとする最先端設備と、縫製や張り職人による手仕事を組み合わせた生産体制により、幅広いデザインを形にしています。また、「木の家具」をより引き立たせる大切な要素として、布・革・ソフトレザーなど多種多様な生地を取り揃え、お客様のご要望にお応えしています。

工場と人

「木工」と「張り」の融合した商品作りを特徴としており、多品種・小ロット生産と共に、大ロットでの大量生産も可能な体制を準備しています。多種多様な樹種・塗装・生地、そしてデザインを可能とする機械設備に加え、木工・張り職人はもちろんのこと、企画設計や型紙パタンナーをはじめとする専門職を数多く有しています。社員一丸となり、様々なニーズに誠意を持ってお応え致します。


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